「e燃費アワード2015-2016」ついに発表!

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◆「e燃費アワード2015-2016」ついに発表!

おまたせいたしました!

毎年恒例のe燃費アワードがついに発表されました!

 

以下結果です。

 

  • 総合部門 1位 スズキ アルトエコ

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総合部門では、 今回すでにガソリン部門、 軽自動車部門で1位を達成している『アルト』(23.3km/L)が3冠達成となりました。 2位のホンダ『グレイス』に1.0km/Lの大差をつけています。 また、 今回の総合ランキングはランキングした10台すべてが20km/Lを上回る実用燃費を達成。

 

ただし、 カタログ燃費達成率では1位のアルトで65.7%、 他のモデルでも60%前後とカタログ燃費と実燃費の乖離に対しての問題はますますクローズアップされる可能性も否めません。 「軽自動車VSハイブリッド」の燃費争いにクリーンディーゼルが加わることになるのか、 トランスミッションではDCTとCVTのどちらが日本の道路環境では有利に働くのか。

 

  • 新型車部門 1位 ホンダ シャトル (ハイブリッド)

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2015年5月に発売されたホンダ『シャトル』が新型車部門の第1位となりました。 『フィット』をベースとする同車は、 1.5リットルエンジンとモーター内蔵DCTのパワートレーンを組み合わせており、 ベース車に迫る好燃費(『20.8km/L』)を記録しました。 2位は、 スズキ『アルト ターボRS』。 64馬力の高性能ターボ車ながら、 ロボタイズドMT「AGS」の高効率が光り、 上位に食い込みました。 3位は、 クリーンディーゼルエンジン搭載の『CX-3』が登場。 ボルボ『V40 D4』もランクインしており、 去年本部門ではランクインがなかったクリーンディーゼル車が2台ランクインしました。

 

  • ガソリン車部門 1位 スズキ スイフト

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HV車・軽自動車を除いたガソリンエンジン部門では、 熱効率を向上させるデュアルインジェクションシステムを備える「デュアルジェットエンジン(DJE)」を搭載するスズキ『スイフト』が、 より排気量の小さいエンジンを搭載する三菱『ミラージュ』やフォルクスワーゲン『up!』、 トヨタ『iQ』を抑えて、 17.6km/Lで1位に躍り出ました。 同車は1.2L以上のガソリン車トップのカタログ燃費値(26.4km/L)を実現していますが、 実燃費の面でもハイブリッドを除くガソリン登録車でトップの値となっています。 ガソリン部門はランクインしたすべての車両で実燃費16km/Lを上回っており、 コンベンショナルな内燃エンジンもまだまだ進化を続けていることが分かります。

 

  • ハイブリッド車部門 1位 ホンダ グレイス

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ホンダの『グレイス』が23.3km/Lを達成し、ハイブリッド部門でトップに輝きました。カタログ燃費ではベースとなったホンダ『フィット』に若干ながら劣りますが、 e燃費ユーザーでは長距離移動の頻度が多く年齢層も比較的高いグレイスが実燃費を伸ばす結果となりましたハイブリッド車部門で3年連続の第1位だったトヨタ『アクア』は22.2km/Lで2位になり、 グレイスに王座を譲る形になりました。 8位のスズキ『ワゴンR』までは20km/L以上の実燃費となっており、 非常に僅差の燃費争いとなっています。 2015年12月には4代目のプリウスも登場し、 ハイブリッドカテゴリーの実燃費争いはますます注目を浴びそうです。 トヨタ/ホンダ以外では、 トヨタのTHS-IIを導入したマツダの『アクセラハイブリッド』(19.5km/L)の健闘ぶりが光ります。

 

  • 軽自動車部門 1位 スズキ アルト

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スズキ『アルト』がランキング対象の全車種中トップとなる24.3km/Lで第1位となりました。 昨年、 この部門で1位に輝いていたのは、 スズキ『アルトエコ』。 新型への期待が高まっていましたが、 見事に期待に答え、 1位を引き継ぎました。 大幅な軽量化と充電制御「エネチャージ」の採用などにより、 徹底した燃費改善技術の投入により、 カタログ燃費値は37.0km/Lまで向上。 実燃費の面でも、 アルトエコの23.2km/Lからさらに1km/L以上も伸ばしていることは特筆すべき点といえます。 2位・3位はそれぞれダイハツの『ミラ イース』、 スズキ『ワゴンR』がランクイン。 去年同様ダイハツとスズキの軽自動車燃費競争は熾烈な争いが続きます。 ホンダと三菱/日産勢の奮起が期待されるところです。

 

  • 輸入車部門 1位 フォルクスワーゲン up!(アップ!)

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輸入車部門は、 フォルクスワーゲン(VW)の『up!』が16.8km/Lで去年に引き続き1位となりました。 2位に躍進したのは2015年の夏に投入されたクリーンディーゼル搭載のボルボ『V40 D4』。 同車はデンソー製の高性能・超高圧インジェクター『i-ART』やアイシンAW製の高容量横置き8速ATといった日系サプライヤーのパーツを積極採用して、 実用燃費とドライバビリティに優れたパワートレーンを搭載。 優れた経済性で主力モデルに成長したBMW『3シリーズ』のクリーンディーゼル搭載車『320d』を凌ぐ好燃費を叩き出しています。 フィアット『500 ツインエア』と実燃費では並んでいますが、 カタログ燃費達成率で500を上回ったため、 2位となっています。 今回のランキングは、 輸入車カテゴリーにおいて、 ガソリン小排気量・過給エンジンに代わり、 クリーンディーゼルがエコカーの主役に躍り出た格好です。

 

  • 達成率部門 1位 シトロエン DS4

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燃費達成率部門はカタログ燃費が相対的に低い輸入車や長距離ドライブでの利用頻度が高い中・大型車に有利なランキングです。 今年もトップは12.0km/Lを記録したシトロエン『DS4』が2年連続受賞で、 カタログ燃費達成率は106.2%という値となりました。

今回はこのDS4が唯一の100%超えランクインでした。 2位以下は通常の燃費ランキングではあまり見かけることのない中・大型のSUVモデルが並ぶ結果に。 日産『ジューク』やトヨタ『ランドクルーザープラド』、 三菱『パジェロ』など、 走行抵抗や車重の面でカタログ燃費計測では不利になりやすいモデルが上位を占めています。 またディーゼル勢の健闘も目立ちます。

 

  • ディーゼル車部門 1位 マツダ デミオ

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去年より新設されたディーゼル車部門はマツダ『デミオ XD』が2年連続1位に輝きました。 実燃費は昨年より0.2km/L伸びる19.4km/Lと、 20km/Lの大台も目前にまで迫っています。 しかし去年と打って変わったのは輸入車が上位に食い込んでいる点です。 3位にボルボ『V40 D4』(16.2km/L)、 4位にBMW『3シリーズ (セダン ディーゼル)』(15.7km/L)と続き、 D/Cセグメントの中核モデルにも続々とクリーンディーゼル搭載車が投入されており、 このカテゴリーの燃費が全体として底上げされています。 マツダ勢の強さは2016年も引き続き継続すると思われますが、 ディーゼルの売れ行き次第では、 他メーカーの商品戦略にも大きな影響を与えることになりそうです。

 

 

◆1位以下は本ページで!

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1位以下は本ページで確認して頂ければと思います!

各メーカーの熱い燃費競争を是非御覧ください。

 

◆e燃費

e燃費では、レシート/オドメーターの画像投稿機能やアプリ/サイト改善によって、より多くのユーザーに正確な給油データを投稿いただくプラットフォームを提供し、それらの実燃費データを広く提供することにより、ひとりでも多くのドライバーにエコドライブの意識を持っていただくようこれからもサービス改善に努めてまいります。

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