数ある経済誌のなかで、いち早くフォルクスワーゲン(VW)のディーゼル問題に切り込んだのは『週刊ダイヤモンド』でした。とはいえ、VW問題が主題なのではなく、スズキとVWとの決別を受けて、今後新たな再編が予想される自動車業界動向についての特集を組んでいたところに、今回の“事件”が降ってわき、その内容も急遽差し込んだカタチになっています。
役員やキーマンへの取材だけでなく、財務状態や技術開発への分析も丁寧におこなっており、業界関係者にとっては必読といえるほどに非常に読み応えある内容になっています。
e燃費的に注目なのは、排ガス・燃費規制とそれに対応する各メーカーの取り組み進捗です。「環境を制する者が世界を制する!」と題した図表。一層厳しくなる各国の排ガス規制に対して各メーカーがどの程度まで対応できているのか、燃費改善(CO2削減)に向けた技術開発のコスト負担の程度などをわかりやすく図示しています。
e燃費としても、年間約100万件の給油データベースを元に、車種別実用燃費を分析してドライバーの意識と実用燃費の関係などについてレポートなどを発表していますので、このデータに興味がおありの方はぜひお気軽にこちらまでお問い合わせください。